2014年11月13日

【お知らせ】台湾理解を見直すためのワークショップ(11/30)→終了しました

台湾とは何か。このたびのワークショップでは、台湾をより良く理解するためのふさわしいキーワードを、新たに浮かび上がらせようと考えています。ご関心ある方はふるってご参加ください。ただし、会場の座席数に限りがありますので、参加者は必ずメールでご連絡ください。

 

【日時】

2014年11月30日(日)11時20分から17時00分まで(別途懇親会あり)

 

【場所】

京都大学 吉田キャンパス(会場が具体的に決定し次第、参加者にお知らせします。)

 

【言語】

日本語

 

【議題】

先人を見直す(金丸裕一)

概説書を見直す(赤松美和子 × 北波道子)

エスニック関係を見直す(大川謙作 × 木村自)

公式見解を見直す(若松大祐 × 原正人)

対外関係を見直す(横田祥子 × 太田淳)

 

【参加方法と連絡先】

11月23日(日)23時59分までに、下記へメールで参加を表明してください。

若松大祐、京都大学アジア研究教育ユニット(KUASU)・研究員

E-mail: dwakamatsu [at] yahoo.co.jp ([at]を半角@マークに変更してください)

 

【資料と予備作業】

日本語で議論する。

 

【予備作業】

参加者は、事前に配布された資料を読み、500字程度で疑問や感想を明記した用紙を準備してください。当日は資料を紙面で配布いたしません。ご自身で印刷してご持参ください。

 

【協力】

京都大学 学際融合教育研究推進センター 研究大学強化促進事業「百家争鳴」プログラム

台北駐大阪経済文化弁事処

 

 

【主旨】

台湾とは何か。そもそも地域研究というものが特定の地域に関する問題を解決することに始まるのなら、台湾研究は一体どんな問題を解明しようとする学問なの

でしょうか。この基本的かつ重要な問いをめぐり、あれこれ思案し、答案を模索するのが本ワークショップの目的です。その際、一つの方法として、あえて日台

関係、両岸関係、台米関係を外してみます。すると、これまで見えなかった台湾の姿が見えてくるでしょう。さらに私たちは、その中から、台湾をより良く理解

するためのふさわしいキーワードを、新たに浮かび上がらせようと考えています。

 

今回は、5つの議題から、台湾研究が解明しようとしている問題を明示し、問題を解明するための方法を模索します。いわば台湾理解を見直すためのワー

クショップになります。また、台湾研究にとって京都大学という場所はどのような可能性を持っているのでしょうか。こちらも併せて議論する予定です。

 

 

【プログラム】

11:00-11:20 受付

11:20-11:30 開会の辞 + 主旨説明(若松大祐)

 

11:30-12:15 導入

金丸裕一(立命館大学)「基督者としての矢内原忠雄から見た台湾」

 

12:15-12:50 昼食、参加者の自己紹介(1分/人)を兼ねて

 

12:50-13:25 第1報告

赤松美和子(大妻女子大学)「入門書や概説書から見た台湾」

【評】北波道子(関西大学)「昨今の研究動向から見た台湾」

 

13:35-14:10 第2報告

大川謙作(東京大学)「チベットとの関係から見た台湾」

【評】木村自(人間文化研究機構)「エスニック・グループから見た台湾」

 

14:20-14:55 第3報告

若松大祐(京都大学)「中華民国の公式見解から見た台湾」

【評】原正人(中央大学)「中国近代思想から見た台湾」

 

15:05-15:40 第4報告

横田祥子(滋賀県立大学)「東南アジア華僑から見た台湾」

【評】太田淳(広島大学)「海域アジア史から見た台湾」

 

15:50-16:00 歓談

16:00-16:50 総合討論

16:50-17:00 閉会の辞(北村由美、京都大学)

18:00-20:00 懇親会

 

上記の内容と同一のPDFがこちらです。印刷の際にご使用ください。