文化部門
文化部門では、海外の研究者や学生との交流をなによりも重視しつつ、アジアの文化・思想・歴史・芸術を、相互交流と創発のダイナミズムの中で理解することを目指しています。具体的には、「ポストコロニアリズムの観点から見たアジアのメディア芸術」「近世日本が世界史に占めた位置」「近世東アジアにおける日琉関係」などのテーマを考察する一方、アジア太平洋地域における消滅危機言語のドキュメンテーションとアーカイブ構築も行なっています。また応用哲学・倫理学教育研究センターと共同して、「分析アジア哲学」や「アジアにおける応用哲学」といった新分野の開拓にも取り組んでいます。さらに、広く人文学一般に関わる日本語文献を諸外国語に翻訳し、外国語で「アジア / 日本」を学ぶ教材として活用する事業も展開しています。
2018年度の実施プロジェクト
* 東アジア人文研究討論会(代表:文学研究科 平田昌司)
* 分析アジア哲学を核としたアジア諸大学ネットワークの展開(代表:文学研究科 出口康夫)
2016年度の実施プロジェクト
* 東アジアにおける日本哲学研究(代表:文学研究科 上原麻有子)
* ハワイにおける英語研修(代表:文学研究科 家入葉子)
2015年度の実施プロジェクト
* KUASU英語授業(代表:文学研究科 出口康夫)
* 分析アジア哲学入門(代表:文学研究科 出口康夫)
* 現代アジアメディア学(代表:文学研究科 出口康夫)
2014年度の実施プロジェクト
* 応用哲学・分析アジア哲学プログラム(代表:文学研究科 出口康夫)
* 西洋思想のアジアにおける受容と変容(代表:文学研究科 出口康夫)
* 日本の思想文化再発見 (代表:思修館 藤田正勝)
* 「京都学派」基本文献の翻訳・教材作成 (代表:思修館 藤田正勝)
* 日本研究論文の翻訳事業(代表:文学研究科 田口紀子)
* 和英中対訳版日本古典文学研究論文集作成事業 (代表:国際交流センター 森真理子)
* 日語一本通 (代表:北京大学 井上亘・文学研究科 吉川真司)
キーワード
アジア哲学、応用哲学、芸術とメディア、歴史、文学、語学