2024年03月29日

No.80

-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・
京都大学アジア研究教育ユニット(KUASU)
メールマガジン No.80
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・

★日本を含むアジア研究に関する情報を毎週木曜日にお届けします★
★京都大学アジア研究教育ユニット(KUASU)のTwitterアカウント(@KuasuT)を開設しました。メールマガジンに掲載している情報を共有させていただきますので、ぜひフォローお願いします★

━━━━━━コンテンツ━━━━━━
■研究会・セミナー等のお知らせ

━━━━━━━━━━━━━━━━━

==============================
研究会・セミナー等のお知らせ
==============================

【アジア研究教育ユニット第2回セミナーのご案内】
京都大学アジア研究教育ユニットでは、以下のセミナーを実施いたします。
趣旨:
公立小中学校教員の看過できない勤務実態が明らかにされ、文部科学省は働き方を見直しつつ効果的な教育を進めるべく、働き方改革を進めています。他方、この改革に関連するさまざまな課題についても併せて考えなければなりません。例えば減少しつつある人材は確保はできるのか、働き方改革が子どもたちにどのような影響を及ぼすのか、学校の果たすべき役割や地域の役割などに変化をもたらすのかなどについてです。
これらについて、文部科学省で働き方改革をご担当されたご経験がある、講師の伊藤充哉先生をお招きし、みなさんと一緒に考えたく思います。伊藤先生は、京都大学文学部の卒業生で、在学中は移民の子に対する学習支援に従事した経験もあります。ぜひご参加下さい。
報告タイトル:働き方改革の現状と課題:公教育は何を目指すのか
日時:11月3日金曜日午後6時から8時

講師:伊藤充哉(スポーツ庁政策課 企画係長)

開催:ZOOM
対象:どなたでも
参加費:無料
▶申し込み方法:以下のフォームからお申し込みください

https://forms.gle/NQaKUcCA86pDyKM77

問い合わせ先:
asatowako@gmail.com
安里和晃(文学部教員)まで

……………………………………………………………………
【第277回 日文研木曜セミナー】
国際日本文化研究センター(日文研)では、研究者の交流を目的として、担当者が最新の学術的なテーマを話題として発表する会を「木曜セミナー」として開催しています。
第277回木曜セミナーのテーマは「日本の最先端から考える―境界、遺産化、そして「島」の再考に向けて」です。

日時: 2023年11月22日(水)※開催曜日にご注意ください。
開始時間: 16:30
終了時間: 18:00
場 所: Zoomによるオンライン開催

発表者:
エドワード・ボイル(国際日本文化研究センター 准教授)
コメンテーター:
楠 綾子 (国際日本文化研究センター 教授)、ハサン・トパチョール(国際日本文化研究センター 外国人研究員)
司 会:
春藤 献一 (国際日本文化研究センター プロジェクト研究員)

概要:
近年、国境の重要性がますます強調されている。1990年代に流行した「国境なき世界(ボーダーレス・ワールド)」という楽観論は今日、夢のように思える。昨今のコロナ危機にて露呈したのは、国境とは、維持し確保すべき境界線として、執拗に焦点が当てられているという点である。しかし、もし私たちがこうした境界線をあらかじめ与えられたものとして受け入れず、その代わりに、国境・境界が形成されるプロセスを、世界をさまざまなレンズを通して考察するための招待状として理解するとしたらどうだろう。
本セミナーにおいて、このような視点が、境界を越えたつながりがどのように構成され、争われてきたのか、あるいはそのような争いとつながりの時代が現在、どのように記憶されているのか、また、このようなアプローチが日本のような島国の研究にとってどのような意義を持つのかを分析するために、境界研究の日本への適用可能性について論じる。

言 語: 日本語
参加対象者: 研究者の方(学生を含む)

▶参加方法: 申し込みが必要です。
オンラインで参加される場合、11月20日(月)正午までに下記URLの申込みフォームからお申し込みください。折り返し、開催前日までにZoomミーティング入室用のURLをお知らせいたします。
https://forms.office.com/r/sbujvq87hv

※セミナー開催日当日のお申込みは対応いたしかねますので、必ず上記期日までにお申込みください。

※過去の日文研木曜セミナーの開催の様子はこちら
https://www.nichibun.ac.jp/ja/topics/news/2023/08/23/s001/
https://www.nichibun.ac.jp/ja/topics/news/2023/06/06/s001/
https://www.nichibun.ac.jp/ja/topics/news/2023/02/16/s002/

※お申込み時にお預かりした個人情報は、大学共同利用機関法人人間文化研究機構関連事業のご案内に使用させていただく場合があります。あらかじめご了承願います。
_____________________________
お問合せ:大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国際日本文化研究センター
研究協力課 事業係
〒610-1192 京都市西京区御陵大枝山町3-2
TEL:075-335-2048   Email: kenkyo@nichibun.ac.jp

▶詳細は以下をご覧ください。
▶ポスター
……………………………………………………………………
【第349回日文研フォーラムのご案内】
「日文研フォーラム」は国際日本文化研究センター(日文研)に滞在中の外国人研究者による日本研究の成果を市民の皆さまにご紹介し、交流の一助となることを主な目的とする催しです。1987年の設立以来、京都市中心部の会場で継続的に開催しています。

■開催日時
2024年1月9日(火)
14時00分~16時00分(開場:13時40分頃)

■発表者:魏 敏 華東政法大学(中国) 副研究員/日文研 外国人研究員

■コメンテーター:瀧井 一博 国際日本文化研究センター 教授
■司会:楠 綾子 国際日本文化研究センター 教授

■発表題目
「日本民法の父」と近代中国の法学教育―近代日中法律文化の交流

■要 旨
梅謙次郎は「日本民法の父」と呼ばれる明治民法三博士の一人であり、法典論争の代表者や新民法典の起草者として著名です。ただ彼は同時に法政大学の初代総理として中国人留学生を対象に「法政速成科」を開設するなど、近代中国の法律教育とも深い関係を持っていました。そこで今回は、この「法政速成科」がどのような経緯で成り立ち、またその後の中国の法律教育にどのような影響を与えたかを紹介し、梅謙次郎が近代日中の法律文化交流史において果たした功績に光を当ててみたいと思います。

■会場:ハートピア京都 3階 大会議室 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375

▶■参加方法:要申込・入場無料
・以下を明記のうえ、ウェブフォームまたはハガキのいずれかにてお申込みください。
①催し物名
②氏名(フリガナ)
③郵便番号・住所
④電話番号(日中ご連絡がとれるもの)
※申込者多数の場合は、抽選を行います。

■申込み期日
12月18日(月)正午必着
・結果は当落にかかわらず12月25日頃 ハガキにてお知らせいたします。
・複数名で参加ご希望の場合は、全員の必要事項(上記①~④)が必要です。

■宛先
≪ウェブフォームの場合≫
https://forms.office.com/r/C9vdwEU571

≪ハガキの場合≫
〒610-1192 京都市西京区御陵大枝山町3-2
国際日本文化研究センター研究協力課
「日文研フォーラム」担当宛

▶詳細は以下をご覧ください。
▶ポスター
……………………………………………………………………
【コリアン・マイノリティ研究会第227回月例研究会】
みんなで街を歩こう!猪飼野(いかいの)フィールドトリップ【入門編】

案内:藤井幸之助(NPO法人 猪飼野セッパラム文庫代表理事・同志社大学嘱託講師)

長く暑い夏も終わり、街歩きには絶好の季節になりました。2023年春、「NPO法人猪飼野セッパラム文庫」は、念願の生野区新今里への移転を終え、この秋9月23日・24日にリニューアルオープンしました。現在、図書資料を鋭意整理中です(ボランティア募集中!)。
今回のフィールドトリップは鶴橋駅から国際マーケット・疎開道路・大阪コリアタウンを通り、新たなアジアタウンともいうべき新今里を歩いた後、「猪飼野セッパラム文庫」を見学していただきます。終了後は今里中央通会の韓国中華料理店でランチを! 友人・知人・ご家族もお誘いあわせて、ご参加ください。

日 時:2023年10月28日(土)10:30~13:30 雨天決行 終了後、ランチ(別途実費)
場 所:JR鶴橋駅1階中央改札口「つるの広場」集合
コース:鶴橋国際マーケット⇒古書「楽人館」⇒疎開道路⇒古本とカフェ「ツルモモ」⇒彌栄(ヤエイ/ヤエ)神社⇒Gallery Salto⇒御幸森天神宮(王仁(ワンイン)博士歌碑)⇒大阪コリアタウン(旧御幸森商店街)⇒旧大阪朝鮮第四初級学校⇒いくのパーク(旧大阪市立御幸森小学校)⇒大阪コリアタウン歴史資料館(入館料300円)⇒平野川⇒今里中央通会⇒「猪飼野セッパラム文庫」 ※終了後、韓国中華料理「紫金城」でランチ。
参考:「15年戦争下の生野区「猪飼野」の町」 https://jinken-kyoiku.org/heiwa/ik-miyuki1-j.html
参加費:一般1000円・会員800円・学生・院生・U25無料 【要予約】
★「猪飼野アクセスマップ」ほか、配布資料準備の都合がありますので、必ずご予約ください。 masipon@nifty.com
★当日の会員登録(正会員6000円・賛助会員3000円)で会員料金。
★もちろん当日の飛び入りも歓迎!
主 催:NPO法人 猪飼野セッパラム文庫

▶詳細は以下をご覧ください。
▶ポスター
_________________________________
メールマガジンへの情報提供
本メールマガジンで配信する情報をご提供いただける場合は以下から情報をお送り下さい。
(締切:配信日の3日前(月曜日))
https://formok.com/f/wwhhyz1g

新規会員登録
以下からご登録いただけます。
http://www.kuasu.cpier.kyoto-u.ac.jp/mailmagazine/

登録内容の変更・配信停止
以下からご連絡下さい。
https://forms.gle/2KRTdNvbdnxHqPsD8

京都大学アジア研究教育ユニット
メールマガジン事務局
kuasu.mail0.kyoto.u@gmail.com

京都大学アジア研究教育ユニット(KUASU)ウェブサイト
http://www.kuasu.cpier.kyoto-u.ac.jp/