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京都大学アジア研究教育ユニット(KUASU)
メールマガジン No.66
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■研究会・セミナー等のお知らせ

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研究会・セミナー等のお知らせ
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【 日文研】第348回日文研フォーラムのご案内】
「日文研フォーラム」は国際日本文化研究センター(日文研)に滞在中の外国人研究者による日本研究の成果を市民の皆さまにご紹介し、交流の一助となることを主な目的とする催しです。1987年の設立以来、京都市中心部の会場で継続的に開催しています。

■開催日時
2023年9月19日(火)
18時30分~20時30分(開場:18時10分頃)
■発表者:アリレザー・レザーイ テヘラン大学(イラン) 准教授/日文研 外国人研究員
■コメンテーター:荒木 浩 国際日本文化研究センター 教授
■司会:劉 建輝 国際日本文化研究センター 教授

■発表題目
『ルバイヤート』から考える懐疑的な無常観

■要 旨
元来イラン(旧ペルシア)という国は「詩」を中心とした文学が非常に盛んな国ですが、世界的に最も有名なのは『ルバイヤート』という作品でしょう。19世紀後半にイギリス人のエドワード・フィッツジェラルドによって行われた英訳を皮切りに、この作品は注目を浴びるようになりますが、それ以前はイラン国内でも評価されることはありませんでした。『ルバイヤート』は詩形の四行詩を意味しますが、しかし作者のウマル・ハイヤームという人物はもともと詩人ではなく、天文学・数学に精通する学者でした。したがって、この作品は量的にも修辞技法的にもイランの他の権威ある文学作品に劣るものの、学者ならではの宗教―特に無常―に対する懐疑に満ちた奥深い内容となっており、作者の死去から約一世紀経ってはじめて少しずつ世に出るようになります。本フォーラムでは日本の思想・文学との比較を通じて、『ルバイヤート』で描かれている無常観についてお話をしたいと思います。

■会場:ハートピア京都 3階 大会議室 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375

▶■参加方法:要申込・入場無料
・以下を明記のうえ、ウェブフォームまたはハガキのいずれかにてお申込みください。
①催し物名
②氏名(フリガナ)
③郵便番号・住所
④電話番号(日中ご連絡がとれるもの)
※申込者多数の場合は、抽選を行います。

■申込み期日
9月4日(月)正午必着
・結果は当落にかかわらず9月11日頃 ハガキにてお知らせいたします。
・複数名で参加ご希望の場合は、全員の必要事項(上記①~④)が必要です。

■宛先
≪ウェブフォームの場合≫
https://forms.office.com/r/rUpZ15sdUX

≪ハガキの場合≫
〒610-1192 京都市西京区御陵大枝山町3-2
国際日本文化研究センター研究協力課
「日文研フォーラム」担当宛

▶詳細は以下をご覧ください。
▶ポスター
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