2024年03月06日

No.54

-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・
京都大学アジア研究教育ユニット(KUASU)
メールマガジン No.54
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・

★日本を含むアジア研究に関する情報を毎週木曜日にお届けします★
★京都大学アジア研究教育ユニット(KUASU)のTwitterアカウント(@KuasuT)を開設しました。メールマガジンに掲載している情報を共有させていただきますので、ぜひフォローお願いします★

━━━━━━コンテンツ━━━━━━
■研究会・セミナー等のお知らせ

━━━━━━━━━━━━━━━━━

==============================
研究会・セミナー等のお知らせ
==============================

【「都市の世界史」第11回オンライン講演会(4月17日(月)・19:30-21:00)のご案内】
「都市とは何か」を検討するにあたり、さまざまな地域や時代の歴史をご専門とされる先生方をお招きして、オンライン(Zoom)による連続講演会「都市の世界史」を開催しております。
第11回は下記の要領で行います。

日時:2023年4月17日(月)19:30~21:00
講師:布野 修司先生(日本大学客員教授)
テーマ:「都市の類型をめぐって――世界都市(計画)史の構想」
【講師紹介】
日本大学客員教授。専門は、建築計画学、地域生活空間計画学。主要著書に、『曼荼羅都市』『ムガル都市』『大元都市』『近代世界システムと植民都市』『世界都市史事典』『アジア都市建築史』『スラバヤ:コスモスとしてのカンポン』など多数あるほか、主要論文に、“Ancient Chinese Capital Models: Measurement System in Urban Planning” (Proceedings of the Japan Academy Series B: Physical and Biological Sciences 93(9), 2017)がある。また、『インドネシアにおける居住環境の変容とその整備手法に関する研究』(東京大学学位請求論文、1987年)で日本建築学会賞、『近代世界システムと植民都市』(編著、2005年)で日本都市計画学会賞論文賞、『韓国近代都市景観の形成』(共著、2010年)および『グリッド都市:スペイン植民都市の起源、形成、変容、転生』(共著、2013年)で日本建築学会著作賞など、受賞歴も多数。

*『世界都市史事典』(昭和堂、2019年)を編纂された都市史研究の第一人者であられる布野修司先生に、「都市の類型」をはじめ、世界都市史の基本的な枠組や視点を、「都市を構想・計画・建設するホモ・サピエンスの世界史」として、時空間を超えてダイナミックにお話しいただきます。

▶申込先: https://forms.gle/P7vr3k1ceKHJsQwc9
*Googleフォームでの申し込みとなります。前日の4月16日正午までに、上記のURLからお申し込みください。
*お申し込みいただいた方へ、前日中に、当日のURL(Zoom)をお送りいたします。

本連続講演会は、新学術領域研究「都市文明の本質:古代西アジアにおける都市の発生と変容の学際研究」計画研究「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」(代表:守川知子)にて行ってきた「西アジア都市研究」を発展させたものです。
ご講演は45~50分、質疑応答は30~35分と、ディスカッションを重視した時間配分となっております。
奮ってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

【これまでの講演会】
第1回・4月22日(金) 深見奈緒子先生(日本学術振興会カイロ研究連絡センター)「都市の歴史:生態圏と形態・人口」
第2回・5月24日(火) 森本公誠先生(東大寺)「アラブの軍営都市(ミスル)」
第3回・6月21日(火) 菅谷成子先生(愛媛大学)「スペイン植民地都市マニラ」
第4回・7月15日(金) 森安孝夫先生(大阪大学)「中央ユーラシアのオアシス都市と草原都市」
第5回・9月27日(水) 稲葉穣先生(京都大学)「都市と山岳フロンティア」
第6回・10月21日(金) 深沢克己先生(東京大学・日本学士院)「地中海都市の歴史像――マルセイユの事例から」
第7回・11月25日(金) 松井洋子先生「近世日本の貿易都市長崎」
第8回・12月13日(火) 常木晃先生(筑波大学)「西アジアにおける都市の始まりと物資管理システム」
第9回・1月17日(火)  佐川英治先生(東京大学)「東アジア都城の系譜―『周礼』考工記から藤原・平城京まで」
第10回・3月3日(金) 南川高志先生(京都大学・佛教大学)「古代ローマ帝国の都市を考える──その実態と歴史的意義をめぐって」
【今後の予定】
第12回・5月 上田信先生(立教大学)
第13回・6月 長井伸仁先生(東京大学)

皆様のご参加をお待ちしております。

守川知子
tomomo[a]l.u-tokyo.ac.jp

……………………………………………………………………
【【日文研】第347回日文研フォーラムのご案内】
国際日本文化研究センター(日文研)に滞在中の外国人研究者による日本研究の成果をご紹介し、交流の一助となることを主な目的とする催しです。1987年の設立以来、京都市中心部の会場で継続的に開催しています。

■日時:2023年5月9日(火)18時30分~20時30分(開場18時10分頃)
■発表者:五十嵐 惠邦(バンダービルト大学(アメリカ) 教授/国際日本文化研究センター 外国人研究員)
■コメンテーター:山田 奨治(国際日本文化研究センター 教授)
■司会:安井 眞奈美(国際日本文化研究センター 教授)

■タイトル:高度経済成長期の日本とテレビ
■要旨:発売当初、高額の憧れの家電品として注目を集めたテレビは、高度経済成長下の日本社会で急速に普及し、日常生活の中で当たり前のモノになりました。その結果、リビングにテレビが居座っているのはごく普通の光景となり、その意味について深く考えられることはあまりなかったように思われます。今回のフォーラムでは、いくつかの事例を通して、テレビがまだ目新しかった頃の視聴者の反応を検証し、このメディアがどのように日本の日常生活を作り変えていったのかについて考えます。

■会場:ハートピア京都 3階大会議室 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375

▶■参加方法:要申込・入場無料
①催し物名、②氏名(ふりがな)、③郵便番号・住所、④電話番号(日中ご連絡がとれるもの)を明記のうえ、ウェブフォームまたはハガキにてお申込ください。申込者多数の場合は、抽選を行います。

【申込期日】
4月17日(月)正午必着
・結果は当落にかかわらず 4月25日頃 ハガキにてお知らせいたします。
・複数名で参加希望の場合は、全員の必要事項(①催し物名、②氏名(ふりがな)、③郵便番号・住所、④電話番号(日中ご連絡がとれるもの))が必要です。

【宛先】
≪ウェブフォームの場合≫
https://forms.office.com/r/Us166qpSJE

≪ハガキの場合≫
〒610-1192 京都市西京区御陵大枝山町3-2
国際日本文化研究センター研究協力課「日文研フォーラム」担当宛

▶詳細は以下をご覧ください。
▶ポスター
_________________________________
メールマガジンへの情報提供
本メールマガジンで配信する情報をご提供いただける場合は以下から情報をお送り下さい。
(締切:配信日の3日前(月曜日))
https://formok.com/f/wwhhyz1g

新規会員登録
以下からご登録いただけます。
http://www.kuasu.cpier.kyoto-u.ac.jp/mailmagazine/

登録内容の変更・配信停止
以下からご連絡下さい。
https://forms.gle/2KRTdNvbdnxHqPsD8

京都大学アジア研究教育ユニット
メールマガジン事務局
kuasu.mail0.kyoto.u@gmail.com

京都大学アジア研究教育ユニット(KUASU)ウェブサイト
http://www.kuasu.cpier.kyoto-u.ac.jp/