2024年01月27日

No.18

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京都大学アジア研究教育ユニット(KUASU)
メールマガジン No.18
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★日本を含むアジア研究に関する情報を毎月第1木曜日と第3木曜日にお届けします★

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■研究会・セミナー等のお知らせ
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研究会・セミナー等のお知らせ
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【GJS「アジアにおける日本研究」講演会シリーズ 第11回】

東京大学東洋文化研究所の「国際総合日本学ネットワーク」(Global Japan Studies Network(GJS))では、アジア各地での日本研究の現状を知るための講演会シリーズを開催しています。今回はシリーズの第11回です。

日時: 2022年3月1日(火)17:00-18:00 (日本時間)
会場: オンライン(Zoom)
タイトル:Reflections on Japanese Studies in Singapore: Past, Present, and Future
発表者: Timothy D. Amos (Associate Professor and Head of Department of Japanese Studies, National University of Singapore)
司会: 鍾以江(東京大学東洋文化研究所准教授)
使用言語: 英語
主催:東京大学国際総合日本学ネットワーク(GJS)

▶ 参加方法
Zoomを使用したオンラインイベントになります。以下のURLから参加登録をお願いします。
https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/meeting/register/tZModO6rrTsvGNG3E-gP8q1PeQO8f8DOI2y3

▶ ポスター
http://www.kuasu.cpier.kyoto-u.ac.jp/wp-content/uploads/2022/02/GJS_lecture_series_20220301.pdf

▶ 詳細は以下をご覧ください。

http://gjs.ioc.u-tokyo.ac.jp/ja/events/post/20220301_gjs_lecture_series/

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【アジアジェンダー研究・ウェビナーシリーズ】 (リンク先の情報を更新しましたので再送します)

第2回はAsian Families and Intimacies(Sage, 2021)、『リーディングスアジアの家族と親密圏』(有斐閣、2022年2月予定)収録の「家名(ナームサクン)の起源と君主としてのラーマ6世の役割」の著者であるタナイ・チャルーンクンさんにご講演いただきます。タイでは1913年の家名法により、すべてのタイ国民に家名を使用させるという国王の大志を実行に移しました。中国の「姓」とは異なると国王自身が強調する「家名」はいかなる理由によりどのようにして導入されたのでしょうか。日本の「苗字」「氏」の成立と比較する討論を予定しています。
タイ語の講演に日本語と英語の同時通訳がつきます。皆様のご参加をお待ちしております。

アジアジェンダー研究・ウェビナーシリーズ 第2回
日程:2022年3月8日(火)14:00~17:00
開催方法:オンライン配信(ZOOMウェビナー使用)・同時通訳付
テーマ:近代国家形成と家名―タイと日本の比較から

14:00~14:15 開会挨拶と趣旨説明
開会挨拶 三成美保(奈良女子大学教授)
趣旨説明 落合恵美子(京都大学教授)
14:15~15:20 招待講演および質疑
タナイ・チャルーンクン(タマサート大学大学院)
「家名(ナームサクン)の発明:タイ国民の融合と分類」
15:20~15:30  休憩
15:30~16:55 日本側講演および討論
二宮周平(立命館大学教授)
坂田聡(中央大学教授)
16:55~17:00 閉会挨拶

主催:比較ジェンダー史研究会(科研費基盤研究(B)「『アジア・ジェンダー史』の構築と『歴史総合』教材の開発」)
共催:
・奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター
・京都大学文学研究科アジア親密圏/公共圏教育研究センター
・京都大学アジア研究教育ユニット

▶ 申込方法
参加・視聴希望者は、3月7日(月)午後3時までに下記のリンク先へアクセスし、申込フォームから登録してください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSepR0sR-j2GYAVf42Vj-BvVq5eq1Kd0CtdM7k7lcSEUvCM8qQ/viewform

▶ ポスター
http://www.kuasu.cpier.kyoto-u.ac.jp/wp-content/uploads/2022/02/437ecb005e258801ad730c382d7e5b3a.pdf

▶ 詳細は以下をご覧ください。

第2回アジアジェンダー研究・ウェビナーシリーズのお知らせ

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【 第270回 日文研木曜セミナー 】

国際日本文化研究センター(日文研)では、研究者の交流を目的として、担当者が最新の学術的なテーマを
話題として発表する会を「木曜セミナー」として開催しています。
第270回木曜セミナーのテーマは「居場所はできたかい?――震災と社会差別、東日本大震災11年」です。

発表者: 磯前 順一
国際日本文化研究センター 教授

コメンテーター: 安井 眞奈美
国際日本文化研究センター 教授

司  会: 大塚 英志
国際日本文化研究センター 教授

要旨:
2011年3月11日の東日本震災から十一年。しかし、一体、何が解決したというのか。廃炉への見通し
がきかない福島第一原発。「おれは田舎に帰還してまだ四年。だから震災四年だ! 」しかも、戻るのは高
齢者ばかり。そこに子供たちの笑顔はない。お酒を飲んでは、「生き残った自分が申し訳ない」と涙する
老人たち。差別、搾取、そして否認。一体、誰のせいなのだろう。いつから、こんな無表情な人間になっ
たのだろうと恥じ入る。なんのためのポストコロニアル翻訳論だったのか。
そんな私の心に浮かぶ光景は、 ≪籠のなかにいる鳥を眺める人間の風景≫。しかし、突然、その光景は
一変する。《私が鳥、鳥が人間》。いつの間にか籠の中に私がいて、籠の外の巨大な鳥が私を眺めてい
る、嗚呼。
話の舞台は、宮城県の津波で最大の被害に遭ったと言われる石巻市から始まり、仙台をへて、回復した
常磐線に沿って南相馬、第一原発周辺の浪江町と双葉町へ、さらにはいわき湯本へと南下する。沢田研二
らの歌声に誘われて、声なき人々の魂の声に耳を傾けよう。死者たちの遺言どおり、希望の灯を点す最後
の旅に出るのだ。人間が人間であるために。

参考文献
磯前順一・吉村智博・浅居明彦監修『シリーズ宗教と差別 1~4』法蔵館 刊行中
磯前順一「Without You~あなたのいない世界を生きて」安部智海他
『浄土真宗本願寺派総合研究所ブックレット27――別離の悲しみとともに生きる』本願寺出版 2022年
磯前順一・鈴木岩弓・佐藤弘夫編『<生者/死者>論』ぺりかん社 2016年
磯前順一『死者のざわめき 被差別信仰論』河出書房新社 2015年

参加対象者: 研究者の方(学生を含む)

日時:2022年3月17日(木)
開始時間: 16:30
終了時間: 18:00
場  所: Zoomによるオンライン開催
言  語: 日本語

▶ 参加方法:申込み要
オンラインで参加される場合、メールにて①氏名、②役職・所属先、
③件名に「日文研木曜セミナーオンライン参加申込み」を明記し、
3月10日(木)までに下記メールアドレスまでご連絡願います。
折り返し、開催前日までにZoomミーティング入室用のURLをお知らせいたします。

※セミナー開催日当日のお申込みは対応いたしかねますので、必ず上記期日までにお申込みください。
※本セミナーは新型コロナウイルス感染症に関する今後の状況により、中止となる場合がございます。
あらかじめご了承願います。最新の開催に関する情報は日文研HP(https://www.nichibun.ac.jp)で
ご確認ください。

※過去の日文研木曜セミナーの開催の様子はこちら
https://topics.nichibun.ac.jp/pc1/ja/sheet/2021/03/05/s001/
https://topics.nichibun.ac.jp/pc1/ja/sheet/2020/11/16/s003/

お問合せ:大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国際日本文化研究センター
研究協力課 事業係
〒610-1192 京都市西京区御陵大枝山町3-2
TEL:075-335-2046   E-mail:kenkyo@nichibun.ac.jp

▶ ポスター
http://www.kuasu.cpier.kyoto-u.ac.jp/wp-content/uploads/2022/02/2203_nichibunken_mokuyou_online.jpg

▶ 詳細は以下をご覧ください。

https://www.nichibun.ac.jp

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