2025年04月15日

【お知らせ】京都大学とEHESSの連携強化に向けて ―安里ユニット長がEHESS副院長と面談を実施しました。

2024年11月29日と12月10日に、EHESS(フランス社会科学高等研究院)の副学長との面談が行われました。EHESSとは、2015年に京都大学との全学交流協定が締結されて以来、連携が進められており、2020年には文学研究科との間でコチュテル(共同博士課程)協定も締結されています。さらに、2024年からはハイデルベルク大学を加えた三機関による研究交流も始まっており、連携は多層的に広がりを見せています。

2024年10月には、EHESS院長のRomain Huret氏が京都大学を表敬訪問し、出口文学研究科長および総長との意見交換が行われました。これを受け、アジア研究教育ユニットの安里ユニット長がEHESSを訪問し、今後の研究・教育交流のあり方について協議が行われました。

三大学間の交流やコチュテルなど、重層的な連携が進む中で、今後はより強固な協力体制の構築が必要であるという点で双方の認識が一致しました。また、今回の訪問では、円滑な交流推進に向けて、各機関の制度や運用に関する情報交換も行われました。

左:Leopoldo Iribarren 副院長
中:Beatriz Fernandez氏