【お知らせ】第四回「中国朝鮮族親密圏・公共圏の変容」ワークショップ（2/11‐12）

第四回「中国朝鮮族親密圏・公共圏の変容」ワークショップ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
人の移動・家族・市民権―東アジアにおける中国朝鮮族

直前の告知になりますが、中国朝鮮族の移動に関するワークショップを2月11日(火)、12日(水)に開催します。
グローバル化で人の移動が激しさを増す中、中国朝鮮族はとりわけ移動が活発で中国国内だけではなく、韓国や日本をはじめ多くが移住労働に従事しています。家族の維持、戸籍・市民権取得などの問題も指摘されていますが、教育、所得の向上や女性のエンパワメントなども見られ、トランスナショナルな移動を見直すきっかけとなっています。今回は延辺大学をはじめ、中国と韓国からゲストをお招きして、こうした点について議論を行い、執筆原稿をもとにした編集・出版に向けたワークショップを開催します。
ご関心のある方はお気軽にご参加ください。

日程：2014年2月11日, 12日
場所：京都大学文学研究科　５階社会学共同研究室日
ポスターはこちら

第一部 2月11日
9:30～10:10
中国朝鮮族の「離郷」文学の変容
全慧華（延辺大学　朝鮮-韓国学学院　講師）

10:10～10:30　討論

10:40～11:20
子供の養育にみるトランスナショナルな家族の営み
李華（延辺大学　人文社会科学学院　講師）

11:20～11:40　討論

14:00～14:40
送り出し地域の中国朝鮮族労働力移動とその決定要因
韓美蘭（延辺大学　経済管理学院　講師）

14:40～15:00　討論

15:10～15:50
韓国滞在の朝鮮族「団体」の変化と認定闘争に関する研究
朴佑（韓国・漢城大学教養教職学部　講師）

15:50～16:10　討論

16:20～17:00
中国朝鮮族不在の農村及び再編成過程
許燕華（京都大学　文学研究科社会学　博士課程）

17:00～17:20　討論

第二部 2月12日
9:30～10:10
朝鮮族農民の非農業化と女性の国際移住－延吉市の金錦村を事例に
金花善（延辺大学　女性研究センター 副教授）

10:10～10:30　討論

10:40～11:20
エスニック・マイノリティ流入人口の権益要求と都市部の民族施策—青島市の朝鮮族集住地における実地調査に基づいて
朴光星（中央民族大学民族学与社会学学院　副教授）

11:20～11:40　討論

11:50～12:30
討論まとめ