2013年10月03日

【お知らせ】合評会『刑事司法とジェンダー』 ――性暴力加害者の責任を問う、ということ(10/20 KUASU研究員牧野雅子ほか)

『刑事司法とジェンダー』(インパクト出版会)の刊行から半年。警察官から社会学者に転じた経歴をもつ著者がある連続強姦事件に注目、裁判の傍聴や捜査記録の精査、加害者に対する接見や書簡の往復等を通じて性暴力を抑止する法のあり方を探究した本書は、学術的にも社会的にも高い注目を集めてきました。
今回は、自らのセクシュアリティと向き合った『感じない男』(ちくま文庫)で大きな反響を呼んだ森岡正博さん、『毒婦。木嶋佳苗100日裁判傍聴記』(朝日新聞出版)で司法関係者たちの女性観を鋭く描き出した北原みのりさんをコメンテータにお迎えし、著者の牧野雅子さん(京都大学アジア研究教育ユニット研究員)とともに合評会を開催します。
刑事司法、性暴力被害者支援、ジェンダー論/フェミニズム/男性学、インタビュー調査にご関心のある方など、多数のご参加をお待ちしています。

※合評会開催の報告についてはこちら

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日時 2013年10月20日(日)13:00-16:30(12:30開場)
会場 京都大学吉田キャンパス 文学部新館2階 第7講義室
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm

登壇者:北原みのりさん(ラブピースクラブ代表)、森岡正博さん(大阪府立大学)、牧野雅子さん(『刑事司法とジェンダー』著者、京都大学)(登壇順)
司会:木下直子さん(九州大学)

参加費無料、申し込み不要

主催:「帝国日本の戦時性暴力」研究会
共催:京都大学大学院文学研究科アジア親密圏/公共圏教育研究センター

合評会のポスターはこちら
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★『刑事司法とジェンダー』は、現在amazonでは断続的に在庫切れの状態が続いています。京都大学生協ルネ書籍コーナー、またはラブピースクラブでも入手可能です。
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ラブピースクラブ

★「帝国日本の戦時性暴力」研究会の論文集は京都大学文学研究科GCOE「親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点」ウェブサイトよりダウンロードできます。