関連組織・プログラム

関連組織・プログラムの風景

アジア親密圏/公共圏教育研究センター/文学研究科

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アジア親密圏/公共圏教育研究センター(ARCIP)は、グローバルCOEプログラム「親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点」(2008年~2012年)の活動を引き継ぐため設立されました。GCOEはミクロな人生経験とマクロな社会システムを繋ぐ研究パラダイムを創出し、世界33大学・研究機関におよぶ海外パートナーとの国際ネットワークを「親密圏/公共圏研究コンソーシアム」に発展させました。センターはGCOEの様々な研究教育プログラムを継続して実施すると共に、コンソーシアムの事務局、およびアジア研究教育ユニット社会研究部門の事務局としての役割を果たしてゆきます。

応用哲学・倫理学教育研究センター/文学研究科

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2012年4月に設立されて以降、アジアの人々が実生活において現在直面している問題を見極め、それを分析することで、人々の問題解決の一助となるような概念枠組みを提供することを目指しています。具体的には、環境倫理や農業倫理といったテーマのワークショップを開催する一方、アジア各国の応用哲学・倫理学研究者とのネットワーク形成に取り組んでいます。

東アジア経済研究センター/経済学研究科

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中国・韓国を中心とする北東アジアはもちろん、東南アジアも視野に入れた東アジア全域の経済に関する研究の促進、研究ネットワークの形成、教育プロジェクトの推進、研究成果の社会還元を目的として、2002年に設置された前身の「附属上海センター」以来、10年以上にわたって活動してきました。また京都大学経済学研究科と北京の中国人民大学経済学院により共同で設立された連合経済研究中心を、中国における新しい活動拠点としています。このようにその役割への期待はますます高まっています。

東アジア持続的経済発展研究コース/経済学研究科

本コースは英語を共通言語とした秋入学の大学院プログラムであり、日本および東アジアの経済について多角的・学際的・国際的な視点から研究し、同地域に生起する社会経済的諸問題の実践的解決と持続的発展に資する学術研究者および実務エコノミストを養成することを目的としています。

<終了した事業>

京都エラスムス計画(2009年2月〜2013年1月)/経済学研究科/文学研究科/経営管理大学院

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京都大学の社会科学系及び人文学系の若手研究者・大学院生を研究協力関係にあるアジアを始めとする諸外国の大学・研究機関に派遣して、グローバルな研究状況に身をおきながら国際共同研究に取り組ませ、アジアおよび世界の研究者との国際共同研究を組織し推進する能力を身につけたアジア共同研究リーダー人材に育成することを目的に、経済学研究科・文学研究科・経営管理大学院は2009年2月~2013年1月、日本学術振興会「組織的な若手研究者海外派遣プログラム(大航海プログラム)」の支援を受けて、学際連携海外派遣事業「京都エラスムス計画-持続的社会発展に向けた次世代アジア共同研究リーダー育成」に取り組みました。派遣報告書と成果論文はアーカイブ化されており、本ユニットHP上でアクセス可能です。

グローバルCOEプログラム「親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点」(2008年~2012年)/文学研究科

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世界をリードする創造的な人材育成を図るため国際的に卓越した教育研究拠点の形成を重点的に支援する文部科学省のグローバルCOEプログラム「親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点」として、2008年から5年間、活動しました。最初に8大学から出発した海外パートナーは、33大学・研究機関に拡大し、「親密圏/公共圏研究コンソーシアム」に発展しました。学術的成果は多くの書籍や論文として刊行してきましたが、2012年には英語と日本語での成果シリーズの刊行を開始しました。英語シリーズは”The Intimate and the Public in Asian and Global Perspectives”(ブリル社刊、16巻予定)、日本語シリーズは「変容する親密圏/公共圏」(京都大学学術出版会刊、20巻予定)で、すべて国際共同研究の成果であり、学際色豊かなテーマが並びます。人材育成面での成果は、海外パートナーとの協力により恒常的な学生と教員の交流を組み込んだ国際連携教育の枠組を確立したことです。すっかり定着した「次世代ワークショップ」を含むこの国際連携教育体制は、KUASUやアジア親密圏/公共圏教育研究センターに引き継がれていきます。